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表面的な踊りになってしまう人へ|踊りの濃度を高める考え方

更新日:3月1日


「なんとなく」で踊っている表面的な踊りを見たとき、正直、心が動かないことがある。振りは覚えているし、音も外していない。でもなんとなく心まで届いてこないのは、ただそこに「伝わってくるもの」が感じられないからだと思う。


踊りは、動きの正しさだけで成立するものではない。誰かと時間や場を共有する以上、そこにはもう一歩踏み込んだ“何か”が必要になると私は考える。


この記事では、踊りの濃度を高めていくための考え方について、私自身の視点から言葉にしてみる。


(書き始めて思ったけど、、、結構深いテーマなのでどう言葉にするか頭抱えそう😅とりあえずは分析するところからやってみます😂)


コンテンポラリー練習曲 GOD_i
コンテンポラリー練習曲 GOD_i

表面的な踊りとは、どんな状態なのか


一言で言うと、表面的な踊りというのは「エネルギーが伝わってこない」状態なのかなと思う。じゃあなぜエネルギーが伝わってこないのか。それを考えてみると、


・感情が乗っていない

・強弱や高低差がなく単調(変化がない)

・動きが小さく、張り合いがない


ということが多いように感じる。


そう考えると、当たり前だけど踊りの基礎・技術と表現は、やっぱりどっちも大事


踊りの濃度が高いと感じる瞬間


私が「踊りの濃度が高い」と感じるのは、踊り手自身の要素が踊りの中に入ってそれが外側に出ているのを感じるとき。


なんというか、上手く説明できないけど、綺麗にとか、カッコ良く踊るだけなら、今の時代AIだってできそうな、そんな気がするんだよね。


そうじゃなくて。


私たち肉体や感情を持った生物としての人間が踊るからそこに意味が生まれたり、その人の中にある要素みたいなものが入って踊りに味が足されたりするわけで。そういうのがないのは正直いうと見ていて面白く感じないんですよ。。😫


私は、ダンスというのは、まず内側にある感情があって、それを肉体を使って外へ表現していくものだと思っている。


だから、楽しさ、嬉しさ、悲しさ、悔しさ、怒りなどなどなどなど、いろ〜〜〜〜んな感情を日頃から経験し、それをちゃんと感じたり、味わうことがこういう「表現」に活かされてくるんだと思う。


そして、そういう感情たちを細部まで表現するには隅々まで身体が使えることや、細やかな身体のコントロールといった動きの質もかならず必要になってくる。


踊りの濃度を高めるための視点


ここでは、私自身が踊りと向き合う中で大切にしている視点を、3つに絞って書いてみようと思う。


1. 意識(内側)

まず、曲や振り付けを解釈することが大事なんじゃないかと思う。踊りに深さを持たせたいのなら、ここは欠かせない部分だと思っている。私はコンテンポラリーのレッスンでは割と邦楽や洋楽、歌詞のある曲を使うことが多いのだけど、まずその曲はどういう想いで作られたのか曲の中にいる人はどんな感情を持っているのかをまずは考える。そして振り付けする。


だから、踊り手であったとしても、そういった解釈や、想像力を持つことはすごく大事だと思う。そして、たとえ練習であったとしても「目の前にこれを届ける相手がいる」という意識を持つということで踊りは変わってくるんじゃないかな。



  1. 音取り

見ていて気持ちがいいとか、思わず引き込まれる踊りって「音との一体感」がすごくある。そのためにはちゃんと音を聴くこと👂🏼))) 聞いているつもりじゃなく、本当にしっかりと「聴く」。音が先にあっての動き、みたいな感じ。本来は踊りってそういうものな気がするから、そういう自然さのある“後取り”が私は見ていて心地よく感じるし、音通りチャキチャキ動くより私は好きです。


  1. 身体の使い方

これはもうなんというか、基礎力があってこそ!と思う。体幹がしっかりしているから安心して大きく動ける。しっかりしゃがむことができるから高く跳べる。一方向だけでなく、双方向の力を使うから張りが生まれる。いろいろ言い出したらキリがないけど笑 私は基礎にバレエがあって、その恩恵はめちゃくちゃ大きいとは思う。すべてのダンスの基礎はバレエだと言われるように、バレエの基礎を身につけることはとてもおすすめです🩰✨


まとめ

最初にも言ったけど、踊りには表現力と技術力どちらも大事でも、表現を支えているのは身体なわけで、 身体が使えるからこそ、感情や意識が安心して外に出ていける。




あなたは、もっと深い踊りができる


ここまで長文記事を読んでくれたあなたなら、きっと今よりもっと、踊りを深めていける人だと思う。だって、今の時代簡単に読める、簡単に見れるコンテンツだらけで。そういう手っ取り早さじゃなく、時間を使ってこの記事を最後まで読んでくれたのだから✨


バレエだったり、ダンスだったり、奥が深いものを習得していくには「手っ取り早く◯◯」みたいな考え方は捨てた方がいい笑 じっくり向き合って、時間をかけながら学んでいく、そんな姿勢が芸事のみならず、人間としての深みにもなっていくような気がする。だからそんなふうに、踊りを通して人としての深みも育てていけたらいいなと思っています✨


P.S. 今回の記事は長すぎたけど、今後はもっとライトな記事も書いていきます笑




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